2023年7月17日月曜日

エルニーニョ温暖化コモエスタ

 2020年4月以来毎月更新を維持してきたこの芦田屋町工場の夕日ブログではあるが、ついに先月更新が途絶えてしまった。

少々残念ではあったが、食事の時間を削って晩飯のみにして、トイレを極力減らして、睡眠時間をギリギリまで削って更新できなかったのだから、それはもう限界だったのだろうかと。

しかし、ここまできっちりやってきた所で、もう毎月でなくともよいのではないかという考えが頭をもたげ始める。

今しばらく葛藤が続きそうだが、こういう時はきっちり法則性パターンより、気分で決める方が吉というのが相場だ。

そもそも再三書いているが、バイク屋のブログなのにバイクが出てこない。

それ自体が一般的にイレギュラーなのであるから、もはやこのブログに法則性など必要なかろうかとも思ったりする。

それにしても今年は(も)暑い。

完全にエルニーニョ、コモエスタエスパニョールである。

温室効果ガスのせいで温暖化。 地球の温暖期。 結局の所、どれが真実なのだろうか。

店主はこれについての答えは全く分からないし、もう随分前から知ろうとも思わなくなった。

真実に曇りが掛かって、掛かり過ぎてしまった事案。

昨今取りただされている乗り物全般のEV化の話もそこに起因するのだろうが、それ自体が巨大な国を挙げた製造業のシノギを巡る熾烈な市場戦略の一環であり、実は温暖化と無関係という事を言う人もいる。 確かにそれに纏わるエトセトラではないが自動車メーカーを絡めて先進諸国の排ガス規制や内燃機規制に関するパワーバランスは戦々恐々としている。

やはりそれが真実? 

いやしかし、権威ある学者の説が本当だとして、もし本当に温室効果ガスが原因というのが真実だったらやはりどうにかして排出を抑えないと、最後の最後に人間社会が破綻する間際で、あ~あれは本当だったのか~という間抜けな結果を招くのだろうかと不安になったりもする。

それも真実?

まぁ結局のところ、こういった状況では何事も朝令暮改でありまして、とりあえず偉い人が決めたルールに従って、最低限のルールを守って引き続きせっせと納税するのが関の山だなと思います。

何か諦めの境地になっちまったという事ではなく、ある一定の力を持っていない限りは、バイク屋店主程度が、気をもんで心労を無駄に蓄積するだけ無駄なのだと思うのである。

節電してくれ!というお願いと、エアコン付けて熱中症に気を付けて!と言うお願いをダブルオーダー。 節電とEV、なにやら世の中が混乱しているさまが如実に表れています。

真実という所で思い出しましたが、昔会社員だったころ、定例会議という物によく出席していました。

会議というのは大筋として問題点の炙り出しと迅速なソリューションの打ち出しが目玉であります。 加えて管理の主要ポジションである人物たちが問題点を共有して、そこから下へ情報を下ろしていく。

その為の会議という事は一般的な会議ではないかと思います。

しかし以前あった会議ではその真実がそもそも歪んでいた事がありました。

上がってくる報告数字を改竄してくる人間がいたことがありまして、店主は妙な勘が働くせいか、その数字に違和感を感じて裏取りをしたことがあります。

残念ながらその数字は他者証言や、実際の現場の計測数値とかけ離れた数値だったことが店主個人の内で判明しまして、とても途方に暮れた記憶があります。

嘘をついたな!という怒りの心情ではなく、あれだけ雁首を並べて時間を作って、交通費を使って、電気代を使って、ああでもないこうでもないと議論しておきながら、そのソースは真っ赤な出鱈目であるという事は、要するに最初から問題は表に出ていないし、空想の問題を議論していた時間となり得るのである。

例えるならば、もし宝くじ一等が当たったら生活にどんな問題が出るかな?というような現実には起こっていないことを、皆一様に真剣な顔をして、それがあたかも現実に当たりましたというような情熱で議論していたのである。

店主は若者ではないし、最近流行りの会議なんて無駄派ではない。

会議は大事である、だが空想の中でやるのはまっぴら御免被りたい。

まぁその張本人と諸々の重役面前を前に、「会議ってのは嘘の報告をした時点で何の意味も持たないただの数字遊びでしかないですからねぇ、スゴロクの方が楽しいですよ、時間が勿体ないですよ」

と言ってしまい、本人に随分と嫌われたことがあります、この辺りが店主も若造ですよね。 その会議を経て直ぐに退職の準備に取り掛かりましたが。 情熱が消えると180度方向転換する悪い癖。

まぁそんなこんなで、真実という物がどこにあって、誰が本当の事を言っているのか、これは昨今のペテンが横行する時代ではとても見出すのは困難な事です。

店主の本音としましては、真実を語るところで、ここはみんなの為に、嘘はイカン!というお互い気持ちの良い世の中になってくれることを心の片隅で願ってやまないのであります。

芦田屋の営業方針として、全部本当の事を、出来るだけお客さんが辛くならない様に、出来れば少しほっこりしてもらえるように伝える。 

工学理論の根拠と人間的な優しい心の二つをもって営業しております。

何の話かよく分かりませんが、とりあえず温暖化で明日も暑いですが、上記の様な大きな大きな流れである以上、小市民としては多少無駄な明かりとエアコン温度設定控えめで、バイクに生きる全ての情熱を捧げていくのみであります。






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