2020年11月12日木曜日

とある素敵なyoutubeを見て思う事

 近頃仕事がキツくなればなるほどブログが仕事から離れた内容になる気がしている芦田屋店主でございます。

11月に入り一人で抱えるには少々厳しいかなと思う領域に入りつつあります。

やはり人の出入りが多くなって参りますと、いきなり初回から工具を貸してくれ、部品を分けてくれ、修理方法を教えてくれ等、なかなか対応に苦慮する場面が多くなります。

常連さんですと工具を100回貸してもお釣りが来るくらいお世話になっているので、別に構わないのですが、そういう感覚的な所は人によりけりで、あおり運転然り、度肝を抜かれる人はボチボチ現れてきます。

バイク屋で工具を借りて歩道で整備する。=美容院でハサミを借りて歩道で髪を切る

バイク屋のオヤジに電話して具体的な直し方を聞く=小料理屋で女将に電話して調味料の使い方を聞く

後者は誰もやらないですが前者はやる方多い…、昔から、何十年も前からバイク業界でも問題になる話題です。 何が違うのか?職業と道具の違い以外特に違いがないが、前者はあり得て後者はあり得ない。

本来こういったお客さんは一撃で出禁になってもおかしくありません。

当店では出来るだけ優しく対応していますが、あまりに対応に苦慮する事態になりますと、本来の街のバイク屋さんのスタンスでは大袈裟かと思われる常連さんのみのお店という形を取らざるを得ない事態になります。

かつて働いていたディーラーで驚くべきことがありました。 休憩が終わって自分の作業ブースに戻ると、見知らぬ人が自分のバイクを入れて店主の工具を使って整備をしていた。全て何の予約もなく何の断りもなく行われた事でしたが、今現在でも自分で作業したいので工場と工具を使わせろという無茶な事を仰るお客さんはいらっしゃいます。

まだまだ開店して間もない状況の中で、色々と試行錯誤している状況ではありますが、残念な事の一つは、誰でも気さくに来られる街のバイク屋さんというスタンスは、お店のスタンスも無論大切なのですが、お客さんのスタンスも大きく影響を受ける事が否めない部分があるのだというお話でした。

こういう話は一切今までしたこともなく、会社員の性質上できなかったのですが、あえてこういう機会に書いてみるのも同業者の代弁としては良い機会かなと思った次第です。

You tubeにこういったことを堂々と公開しておられる業者さんもいらっしゃいますが、そういう強気さ、というか、自分の主張をはっきり言えるお店というのは良い形ではないかと思っています。


















キエル魔球 ~種田ホープ軒~ その3 種田と國山

「東京外国為替市場の円相場は高値で横ばいになっています。 1ドル110円45銭~47銭の高い円高水準となっており、日本 製品の競争力低下が懸念されいます。」 店内の天井隅に設置されたテレビから為替のニュースが事もなげに ツラツラと流れている。 幸田は素早くざっとの計算で自身の外貨...